ロシア・ウクライナ紛争で思うこと

ロシアがウクライナに侵攻し、10日が過ぎた。侵攻じゃないっていう見方もあるけど。
前にも書いたけど、船旅した時の船がウクライナの船で多くのウクライナ人スタッフと一緒に旅した。
そんなこともあって、2国間の争いが遠い国の話、と少し思えないところがある。
ロシアでも同じだ。行ったことがあったり、友達がいたり、ロシアのスポーツ選手や俳優が好きな人もいるだろう。
他の国も然り。もし身近に思えば、見方が変わってくるはずだ。
自分は30数か国を旅し、色々なものを見て、多くの人々に会った。そこで思ったのは、行った国はもちろん、友達がいる国、好きなエンタメのある国は身近に感じ、敵視したり、差別したりしないようになるということ。
知らないことで恐怖心を持ったり、嫌悪を感じる。
ネット環境が整い、情報が入るようになり、海外旅行も気軽に行けるようになった。
これだけ他国を知ることができ、身近になった。
パンゲアを始める時、多国籍料理店にしようと思ったのは、世界を身近に感じ、争うことをやめてほしいと思ったからだ。
行ったこともない、場所も知らない国の料理やビールを楽しみながら、その国も他の国も、我々と同じ平和を愛する人々が平凡な日常を幸せに送っていることを考えてほしいと。
まあ、毎回、そんなことを考えて食事はしてないだろうけど。
こんな小さな飲食店がどうしようと戦争は止まらないかもしれない。でも、これからも続けていく。小さな一歩でも、きれいごとだと思われても。
地球2周したオーナーが創る多国籍料理店「多国籍DINING Pangaea~パンゲア~」オーナー・早坂泰彦

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