地球2周したパンゲアのオーナーの海外で感じたことなどを書く企画の第4弾です。
台湾は、親日の国として有名です。
日本の俳優やアーティスト、アニメ、ゲームなども人気です。
日本で災害などがあると多くの義援金を送ってくれています。
本当に感謝でいっぱいです。
そんな台湾に初めて訪れたのは20代半ば。30年近く前です。
一週間ほどかけて、台湾を一周しました。
当時は日本のエンターテインメントが人気という感じではありませんでした。
韓国や中国の反日的なニュースも多く、台湾の対日感情はよく知りませんでした。
そんな旅行中、おじいさんに日本語で話しかけられました。
「日本が好きです。」と。
そこで気になっていたことを聞いてみました。
「占領していた日本を恨んでないんですか?」と。
そこで返ってきたのは、意外な言葉でした。
「日本には感謝しています。台湾の鉄道や道路を整備してくれたのは日本人です。
大学などの教育もそうです。」と。
知りませんでした。そういう歴史があってこその今があるということを。
でも、韓国や中国でも同じようにインフラや教育制度の整備はしてきました。
何故、こんなにも対日感情が違うんでしょうか?
教育からして違っているような気がします。
慰安婦問題や徴用工、南京事件などの存在もあるからでしょうか?
様々な見解があって、事実がわからないことが多いように思います。
お互いに正当化したり、都合がいいように過大、過小していることもあるでしょう。
いつになったら、収まるのか。
現在は、当時より個々人では交流も深まり、変わってきているかもしれません。
自分も個人では、中国、韓国、北朝鮮、台湾の方も交流があります。
それでも、国家間の問題は解決されていません。
解決などないのかもしれませんが。
もう過去は忘れて、仲良く…なんてことは言いませんが、戦後80年。
互いに批判を繰り返すのではなく、検証し、反省し、前に進むことを望みます。
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