人が笑ったり、喜んだり、幸せになることが嬉しくて、始めた仕事。
友達や家族とワイワイして、お腹も、心もいっぱいになる。
幸せな気持ちと思い出を持って帰ってもらう。
時には、「真っ直ぐ帰りたくないな」って日に寄ってもらったり。
愚痴を聞いてもらうことも必要。
仕事、勉強、家事、育児の合間でのくつろぎの空間。
それが飲食店。それがパンゲア。
映画監督を目指して、助監督してたのも、
教室でおちゃらけて、ギャグ言ってたのもそう。
喜んでいる顔を見るのが喜びなんだ。
そして、10年前の今日。
今まで味わったことのない恐怖。
東北のみならず、日本中が暗い空気に包まれた。
自粛と言い、明るいテレビ番組もやらない。
パンゲアは計画停電もあって、お客さんは激減。
でも、来てくれたお客さんには楽しんでほしかった。
ここでは明るく笑ってほしかった。
そして、10年経って、コロナ禍の今。
緊急事態宣言という、これまた味わったことのない不安。
またあの空気が思い出される。
世界や日本を変えられるわけじゃないけど、周りくらいは変えられる。
震災やコロナのせいにしていても変わらない。
明るく幸せになってほしい。
やっぱり、やることは一緒。
笑顔になってもらうために頑張ろう。
短い営業時間でも、テイクアウトでも、宅配サービスでも。
変わらない。「喜んでもらうことが喜び」なんだから。
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